特許
J-GLOBAL ID:201503028409413522

時間制御による試料注入装置及びそれを備えた液体クロマトグラフィ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-161494
公開番号(公開出願番号):特開2015-042940
出願日: 2013年08月02日
公開日(公表日): 2015年03月05日
要約:
【課題】一般的な注入バルブを使用しても、微量の試料を簡便に導入できる注入装置を提供する。【解決手段】(1)試料注入部、(2)試料を搬入する手段、(3)試料吸引/洗浄手段、(4)注入条件入力部、及び(5)試料注入制御部を含む試料注入装置であり、(1)の試料注入部は、6ポートを備え、第一の状態と第二の状態とをとることができるバルブであり、(5)の試料注入制御部により、第一の状態で試料保持ループ内に試料を満たした後、バルブを第二の状態に切り替え、この切り替え時間を基準として、(4)の注入条件入力部で指定された時間にバルブを第一の状態に切り替えることにより、試料ループ内の試料の一部を流体流に乗せて流体の出口ポートに移送する、試料注入装置。【選択図】図9
請求項(抜粋):
少なくとも、 (1)試料を注入するための試料注入部、 (2)前記試料注入部に試料を搬入する手段、 (3)前記試料注入部に前記試料を吸引または洗浄を行うための試料吸引/洗浄手段、 (4)注入条件を設定する注入条件入力部、及び (5)前記(4)の条件に従い前記(1)、(2)、(3)を制御する試料注入制御部 を含む試料注入装置であり、 前記(1)の試料注入部は、 試料を保持するための試料保持ループの両端と接続する2つのポート、試料導入ポート、試料排出ポート、流体の入口ポート、流体の出口ポートの6ポートを備え、 少なくとも、前記流体の入口ポートと出口ポートが試料保持ループを介さずに直接導通し、かつ前記試料導入ポートから入った前記試料が前記試料保持ループを介して前記試料排出ポートに出る第一の状態と、前記流体の入口ポートから入った流体が前記試料保持ループを介して前記流体の出口ポートに流れ、かつ前記試料導入ポートと前記試料排出ポートが試料保持ループを介さずに直接導通する第二の状態とをとることができる バルブであって、 前記(5)の試料注入制御部により、 第一の状態で試料保持ループ内の全てまたは一部に試料を満たした後、バルブを第二の状態に切り替え、前記切り替えた時間を基準として、前記(4)の注入条件入力部で指定された時間にバルブを第一の状態に切り替えることにより、試料保持ループ内の試料の一部を前記流体流に乗せて流体の出口ポートに移送し、注入することを特徴とする、試料注入装置。
IPC (4件):
G01N 30/20 ,  G01N 30/26 ,  G01N 30/24 ,  G01N 30/16
FI (6件):
G01N30/20 A ,  G01N30/20 J ,  G01N30/26 M ,  G01N30/24 L ,  G01N30/16 C ,  G01N30/20 L
引用特許:
審査官引用 (10件)
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引用文献:
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