特許
J-GLOBAL ID:201503056048006890

肉厚測定装置を用いた配管の減肉評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 稲葉 良幸 ,  大貫 敏史 ,  江口 昭彦 ,  内藤 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-155242
公開番号(公開出願番号):特開2015-025729
出願日: 2013年07月26日
公開日(公表日): 2015年02月05日
要約:
【課題】超音波肉厚測定装置で得られた肉厚離散データの位置情報と肉厚情報から、配管の減肉の深さと減肉の大きさを抽出し、配管の内面減肉のリスクを定量的に評価する。【解決手段】超音波肉厚測定装置から、平面上に表された肉厚分布図を得、該肉厚分布図に所要の前処理を行い、肉厚測定情報として平面座標値と該平面座標値に対応した肉厚の情報とを含む測定画像を求め、所定の大きさを有する減肉形状を模擬した基準画像Ai(i=1〜n)のデータと、測定画像のデータとをそれぞれフーリエ変換して合成し、その後、逆フーリエ変換したデータから基準画像Aiと測定画像との相関の程度を得、最も高い相関が得られた高相関基準画像Axを決定し、該高相関基準画像Axにおける模擬減肉形状の大きさを当該測定画像における減肉部分の大きさとする。【選択図】図27
請求項(抜粋):
配管に生じる減肉現象を肉厚測定装置により取得した肉厚測定情報を利用して評価する方法であって、 前記肉厚測定装置から、平面上に表された肉厚分布図を得、 該肉厚分布図に所要の前処理を行い、 前記肉厚測定情報として平面座標値と該平面座標値に対応した肉厚の情報とを含む測定画像を求め、 測定画像から、肉厚極小値を検出し、肉厚極小値の前記平面上の位置と肉厚を記録し、 所定の大きさを有する模擬減肉形状からなる基準画像Ai(i=1〜n)のデータと、前記測定画像のデータとをそれぞれフーリエ変換して合成データとし、 その後、前記合成データを逆フーリエ変換した相関画像Ci(i=1〜n)を得、 前記肉厚極小値の位置毎に相関画像Ci(i=1〜n)の画素を比較し、 当該画素が最大となるi(i=1〜n)に対応する模擬減肉形状を評価に用いることを特徴とする、 肉厚測定装置を用いた配管の減肉評価方法。
IPC (1件):
G01N 29/04
FI (1件):
G01N29/10 502
Fターム (17件):
2G047AA06 ,  2G047AB01 ,  2G047BA03 ,  2G047BC02 ,  2G047BC18 ,  2G047CA01 ,  2G047GA03 ,  2G047GA06 ,  2G047GG19 ,  2G047GG21 ,  2G047GG27 ,  2G047GG32 ,  2G047GG33 ,  2G047GH01 ,  2G047GH06 ,  2G047GH07 ,  2G047GH19
引用特許:
審査官引用 (10件)
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