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J-GLOBAL ID:201802291950663673   整理番号:18A1141311

ペプチドワクチン治療の有効性に対する予測バイオマーカー:進行膵臓癌に関する第II相試験の結果に基づく【JST・京大機械翻訳】

Predictive biomarkers for the efficacy of peptide vaccine treatment: based on the results of a phase II study on advanced pancreatic cancer
著者 (29件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 36  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7514A  ISSN: 1756-9966  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】本研究の目的は,治療前またはワクチン接種前の患者の臨床転帰を予測できる新しいバイオマーカーを調査することであった。これらは,ワクチン接種からより良い治療結果を示し,癌ワクチン治療の開発を促進するために期待される適切な患者の選択に有用である。【方法】進行すい癌(PC)のための3つのHLA-A*2402制限ペプチドを用いたワクチン治療の単腕,非無作為化,ヒト白血球抗原(HLA)-A-status-ブラインド第II相試験から,HLA-A*2402適合群の36人の患者とHLA-A*2402-不整合群の27人の患者から末梢血サンプルを得た。【結果】多変量解析(HR=2.546;95%CI=1.138~5.765;p=0.0231)およびログランク検定(p=0.0036)は,CD4+T細胞におけるプログラム死-1(PD-1)の高発現レベルがHLA-A*2402適合群における全体生存の陰性予測バイオマーカーであることを示した。さらに,CD4+T細胞におけるPD-1の高発現レベルは,細胞毒性Tリンパ球の誘導に対する負の予測因子であった(p=0.0007)。治療後,CD4+およびCD8+T細胞におけるPD-1およびT細胞免疫グロブリンムチン-3(Tim-3)発現のアップレギュレーションは,HLA-A*2402適合群における不良な臨床転帰と有意に関連していた(それぞれp=0.0330,0.0282,0.0046および0.0068)。対照的に,HLA-A*2402-不整合群ではこれらの因子に有意差はなかった。【結論】著者らの結果は,CD4+およびCD8+T細胞におけるPD-1およびTim-3発現のアップレギュレーションが,進行PC患者におけるT細胞反応を制限する可能性があることを示している。したがって,T細胞応答を回復するためのPD-1とTim-3の遮断との併用免疫療法は,進行性PC患者のための潜在的治療アプローチである可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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腫ようの免疫療法 
引用文献 (46件):
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