特許
J-GLOBAL ID:201803010996204600

混合用反応装置およびこの反応装置を用いた製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 船本 康伸
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-536725
特許番号:特許第6257636号
出願日: 2013年11月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】固相、気相および液相のうちのいずれか一つの相の反応物が収容される一つまたはそれ以上の反応物収容部と、 前記反応物収容部のうちの一つまたはそれ以上に収容される反応物を圧送する圧送ポンプと、 前記圧送ポンプから圧送された反応物を混合する反応器と、 を備え、 前記反応器は、内部に反応物が収容される反応チャンバを有し、 上部または下部のいずれか一方、あるいは両方のそれぞれに前記反応物収容部のそれぞれが連結される前記反応器の外部から内部に進むにつれて少なくともその内径が小さくなるベンチェリ管状を呈する注入ポートが配備されるシリンダーと、 前記シリンダー内に回転自在に設けられて前記反応物収容部から供給された反応物を攪拌する攪拌軸および前記攪拌軸に回転力を提供する攪拌モーターと、 を備えるテイラー渦流れを用いた微細混合を活用した反応器を用いて、反応器と連結される反応物収容部を第1乃至第3のリザーバータンクを用いて構成し、前記第1のリザーバータンクには硫酸ニッケル(NiSO4)、硫酸マンガン(MnSO4)、硫酸コバルト(CoSO4)が同一または異なるモル比にて混合された金属水溶液を充填し、第2のリザーバータンクにはアンモニアガス(NH3)を充填し、第3のリザーバータンクには水酸化ナトリウム(NaOH)を充填する反応物充填ステップと、 前記反応器の内部に形成されるチャンバの内部圧力および温度を維持するセッティングステップと、 前記第1のリザーバータンクおよび第3のリザーバータンクの中身はポンプを用いてポンピングして前記反応器の内部に投入し、第2のリザーバータンクの中身は弁を開放して反応器の内部に投入する反応物投入ステップと、 前記反応器の内部に流入した金属水溶液、アンモニアガスおよび水酸化ナトリウムを攪拌させて流入した気相-液相の反応物の間に化学的反応を引き起こす化学反応ステップと、 前記化学反応が完了すれば、反応器からスラリー状の反応結果物を排出する排出ステップと、 前記排出された反応結果物を脱水装置を用いて脱水して正極活物質およびろ液を分離する分離ステップと、 前記分離ステップ後に、前記正極活物質を乾燥装置を用いて乾燥させる乾燥ステップと、 前記乾燥ステップ後に、乾燥された正極活物質の平均粒度を測定する粒度測定ステップと、 前記反応物投入ステップにおいて、pHセンサーを用いて反応物のpHを感知し、感知されたpHに応じて水酸化ナトリウムの投入量を調節することを特徴とする前記反応器を用いた正極活物質の製造方法。
IPC (11件):
H01M 4/505 ( 201 0.01) ,  H01M 4/525 ( 201 0.01) ,  B01J 19/18 ( 200 6.01) ,  B01F 7/12 ( 200 6.01) ,  B01F 15/06 ( 200 6.01) ,  B01F 15/02 ( 200 6.01) ,  B01F 15/04 ( 200 6.01) ,  B01F 3/12 ( 200 6.01) ,  C01G 51/04 ( 200 6.01) ,  C01G 53/04 ( 200 6.01) ,  C01G 45/02 ( 200 6.01)
FI (12件):
H01M 4/505 ,  H01M 4/525 ,  B01J 19/18 ,  B01F 7/12 ,  B01F 15/06 Z ,  B01F 15/02 C ,  B01F 15/04 E ,  B01F 15/02 A ,  B01F 3/12 ,  C01G 51/04 ,  C01G 53/04 ,  C01G 45/02
引用特許:
出願人引用 (18件)
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審査官引用 (21件)
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