特許
J-GLOBAL ID:200903024080366592

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-314763
公開番号(公開出願番号):特開2009-138599
出願日: 2007年12月05日
公開日(公表日): 2009年06月25日
要約:
【課題】 ベーンロータとシール部材とのロータ軸方向による段差から作動流体が漏れることを防止するバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 バルブタイミング調整装置は、径方向に向き合うハウジング11とベーンロータ15との隙間に設けられ、前記作動圧室から作動流体が漏れることを防止し、第一シール部材58と第二シール部材59とが互いに嵌合するシール部材57と径方向および軸方向にシール部材57を付勢する弾性体とを備える。シール部材57は、弾性体によって軸方向に付勢されることによって、ベーンロータ15とシール部材57の軸方向の差分を解消することができる。また、シール部材57は弾性体によって周方向に付勢されるので、ベーンロータ15とのシール性を有する。このようにして作動油が異なる作動油室へと漏れるのを防止し、カムシャフト16の位相差の調整を可能にする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記吸気弁および前記排気弁の少なくともいずれか一方の開閉タイミングを調節するバルブタイミング装置であって、 前記駆動軸または前記従動軸の一方とともに回転し、回転中心に向け突出する仕切り部を回転方向に配置し、前記仕切り部と前記仕切り部との間に収容室を形成しているハウジングと、 前記駆動軸または前記従動軸の他方とともに回転し、所定角度範囲に限り前記ハウジングに対し相対回動可能に前記収容室に収容され、前記収容室を仕切って作動圧室を形成しているベーンロータと、 前記ハウジングの内壁と前記ベーンロータ外壁との隙間に設けられ、軸方向の一方側に設けられる第一シール部材と軸方向の他方側に設けられる第二シール部材とからなり、 第一シール部材と第二シール部材とが互いに嵌合し、前記作動圧室から作動流体が漏れることを防止するシール部材と、 前記第一シール部材と第二シール部材を径方向および軸方向の双方に付勢する弾性体とを備えることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (1件):
F01L 1/34
FI (1件):
F01L1/34 E
Fターム (18件):
3G018AB02 ,  3G018AB16 ,  3G018BA09 ,  3G018BA29 ,  3G018BA33 ,  3G018CA19 ,  3G018DA20 ,  3G018DA25 ,  3G018DA51 ,  3G018DA67 ,  3G018DA73 ,  3G018DA74 ,  3G018DA83 ,  3G018DA85 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA23 ,  3G018GA25
引用特許:
審査官引用 (9件)
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