特許
J-GLOBAL ID:200903044712914109

ステンレス鋼、チタンまたはチタン合金製固体高分子型燃料電池用セパレータとその製造方法およびセパレータのそり・ひねり評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  亀松 宏 ,  永坂 友康 ,  西山 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-182259
公開番号(公開出願番号):特開2007-005084
出願日: 2005年06月22日
公開日(公表日): 2007年01月11日
要約:
【課題】 固体高分子型燃料電池用メタルセパレータをステンレス鋼、チタンまたはチタン合金で製造するにあたり、低コスト化と量産性を確保するために、高い加工性を有する素材を用いて高い生産性で複雑形状に成形加工した後に、安価なブラスト工程でメタルセパレータ部材表面に導電性物質を打ち込み埋め込む工法を実現することを目的とする。【解決手段】 ステンレス鋼、チタンまたはチタン合金の表面に低イオン溶出性導電性物質が埋め込まれ、セパレータ表面の算術平均粗さ(Ra)が0.5〜5.0μm、十点平均粗さ(Rz)が3〜20μm、凹凸の平均間隔(Sm)が300μm以下であり、セパレータのそり率、ひねり率の各値が0.1以下であり、対カーボンペーパー接触抵抗値が面圧0.1MPaにおいて15mΩcm2以下であるステンレス鋼、チタン、またはチタン合金製固体高分子型燃料電池用セパレータ。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ステンレス鋼、チタンまたはチタン合金の表面の一部または全部に低イオン溶出性導電性物質が埋め込まれた固体高分子型燃料電池用セパレータであって、 該セパレータ表面の算術平均粗さ(Ra)が0.5〜5.0μm、十点平均粗さ(Rz)が3〜20μm、凹凸の平均間隔(Sm)が300μm以下であり、 前記セパレータ四隅近傍の所定の位置に、原点をO、原点Oから原板の圧延方向にある角近傍にL、原点Oから原板の圧延垂直方向にある角の近傍にC、原点Oから対角線方向にある角近傍に Xを置き、OL間の線分の長さをLL、OC線分の長さをLC、OX間の長さをLXとし、直線OLと加工品の厚さ方向中心面までの最大ひずみ高さをHL1、直線CXとのそれをHL2、直線OCとのそれをHC1、直線LXとのそれをHC2、直線OXとのそれをHXCとし、点Xと3点O、L、Cにて構成される平面との距離をHXTとしたとき、[式1]〜[式5]で定義されるそり率WL1、WL2、WC1、WC2、WXCおよび[式6]〜[式7]で定義されるひねり率TXL、 TXCの各値が0.1以下であり、さらに、対カーボンペーパー接触抵抗値が面圧0.1MPaにおいて15mΩcm2以下であることを特徴とする、ステンレス鋼、チタンまたはチタン合金製固体高分子型燃料電池用セパレータ。
IPC (5件):
H01M 8/02 ,  C22C 14/00 ,  C22C 29/02 ,  C22C 29/14 ,  C22C 29/16
FI (7件):
H01M8/02 B ,  C22C14/00 Z ,  C22C29/02 F ,  C22C29/02 Z ,  C22C29/14 A ,  C22C29/16 J ,  C22C29/16 L
Fターム (4件):
5H026AA06 ,  5H026EE08 ,  5H026HH00 ,  5H026HH06
引用特許:
出願人引用 (35件)
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審査官引用 (4件)
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