特許
J-GLOBAL ID:200903070826262749

サスペンション装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-120132
公開番号(公開出願番号):特開平11-291737
出願日: 1998年04月13日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 油圧シリンダの伸縮が同相の時と逆相の時とで、減衰力の差が大きいサスペンション装置を提供すること。【解決手段】 ピストンロッドの下端側インロー部には、圧側サブ減衰バルブ100U,主減衰バルブ100V,伸側サブ減衰バルブ100Wが順に積層されて結合される一方、前記インロー部のスプール孔には、圧側サブ減衰バルブと下部室10B及び伸側サブ減衰バルブと上部室100Aの間を、左右一対の油圧シリンダの下部室間の圧力差に応動して開閉する切り替えスプール109が摺動自在に嵌合され、一対の油圧シリンダが同相に作動する際は、中立状態に保持された切り替えスプールにより、開弁圧力の高い主減衰バルブと開弁圧力の低い伸側及び圧側サブ減衰バルブが全て開いて低い減衰力となり、逆に一対の油圧シリンダが逆相又は一方のみ作動する際は、伸側及び圧側サブ減衰バルブが遮断されて高い減衰力に切り替わること。
請求項(抜粋):
車両の左右に配在されてピストンロッド又は外筒のいずれか一方の上端側が車体側に連結されるとともに、下端側が車軸側に連結される左右一対の油圧シリンダと、内部に摺動自在にフリーピストンを収容し、当該フリーピストンの中空部に中空ロッドに支持され且つ絞りを備えたピストンが摺動自在に嵌合して上部室と下部室とを画成する差動バルブと、当該差動バルブの上部室と下部室を前記左右一対の油圧シリンダの各油室に油圧管路を介して連結したサスペンション装置において、前記ピストンロッドの下端側インロー部には、圧側サブ減衰バルブ,主減衰バルブ,伸側サブ減衰バルブが順に積層されて結合される一方、前記インロー部に穿設されたスプール孔には、前記圧側サブ減衰バルブと下部室及び前記伸側サブ減衰バルブと上部室の間を、前記一対の油圧シリンダの下部室間の圧力差に応動して開閉する切り替えスプールが摺動自在に嵌合され、前記左右一対の油圧シリンダが同相に作動する際は、中立状態に保持された前記切り替えスプールにより、開弁圧力を高く設定した前記主減衰バルブと開弁圧力を低く設定した前記伸側及び圧側サブ減衰バルブが全て開いて低い減衰力となり、逆に前記左右一対の油圧シリンダが逆相又は一方のみ作動する際は、前記伸側及び圧側サブ減衰バルブが遮断されて高い減衰力に切り替わることを特徴とするサスペンション装置。
IPC (2件):
B60G 21/073 ,  F16F 9/28
FI (2件):
B60G 21/073 ,  F16F 9/28
引用特許:
出願人引用 (14件)
  • 特開昭62-177331
  • 特開昭63-251319
  • 特開平2-136319
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審査官引用 (12件)
  • 特開昭62-177331
  • 特開昭63-251319
  • 特開平2-136319
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