特許
J-GLOBAL ID:200903071922373728
積層型電子部品およびその製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
前田 均
, 西出 眞吾
, 大倉 宏一郎
, 佐藤 美樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-355322
公開番号(公開出願番号):特開2007-158267
出願日: 2005年12月08日
公開日(公表日): 2007年06月21日
要約:
【課題】誘電体層を薄層、多層化した場合においても、平面から側面にかけて発生する平側クラック、およびショート不良が有効に防止され、信頼性の高い積層型電子部品を提供すること。【解決手段】内部電極層と層間誘電体層とが交互に積層された内層部と、前記内層部の積層方向の上端面および下端面に配置され、外側誘電体層から構成される上側外層部および下側外層部と、からなる素子本体を有する積層型電子部品において、外層部付近における内部電極層と、素子本体中心部付近における内部電極層とにおいて、誘電体からなり、特定の幅を有する電極途切れ部分の存在率を、それぞれ所定の範囲内とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内部電極層と層間誘電体層とが交互に積層された内層部と、
前記内層部の積層方向の上端面および下端面に配置され、外側誘電体層から構成される上側外層部および下側外層部と、からなる素子本体を有する積層型電子部品であって、
前記内部電極層は、前記素子本体の積層方向に平行な一対の対向する端面に、交互に露出するように形成され、前記内部電極層が露出している一対の端面には、一対の端子電極が形成されており、
一対の前記端子電極が形成された端面と平行な面で前記素子本体を切断した際における切断面において、
前記層間誘電体層の積層数をn(ただし、n≧100)、
前記内部電極層の厚みをT、
前記切断面における各内部電極層の長さ方向の中心から、全電極長さに対し80%の長さを占める部分を電極中央部とした場合に、
前記内部電極層形成部分に存在し、誘電体からなる電極途切れ部分であって、前記内部電極層の長さ方向における幅が0.5T〜2Tの範囲にある電極途切れ部分に関し、
前記下側外層部側および前記上側外層部側から、それぞれ15層目までの合計30層の各内部電極層において、電極中央部における長さ全体100%に対する、電極中央部における前記電極途切れ部分の幅の合計長さの比率が1.0〜10%の範囲であり、
前記下側外層部側から、n/2層目(ただし、nが奇数の場合には、n/2+0.5層目)の層間誘電体層を中心とした上下15層の合計30層の各内部電極層において、電極中央部における長さ全体100%に対する、電極中央部における前記電極途切れ部分の幅の合計長さの比率が0%より高く、1.0%未満の範囲であることを特徴とする積層型電子部品。
IPC (2件):
FI (7件):
H01G4/12 346
, H01G4/12 352
, H01G4/12 364
, H01G4/30 301A
, H01G4/30 301D
, H01G4/30 311D
, H01G4/30 311F
Fターム (15件):
5E001AB03
, 5E001AC01
, 5E001AH01
, 5E001AJ01
, 5E001AJ02
, 5E082AB03
, 5E082BC33
, 5E082EE04
, 5E082EE11
, 5E082EE23
, 5E082FF05
, 5E082FG04
, 5E082FG26
, 5E082FG46
, 5E082FG54
引用特許:
出願人引用 (9件)
全件表示
審査官引用 (3件)
前のページに戻る