特許
J-GLOBAL ID:200903073260277041

加速度と角速度との双方を検出する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-089562
公開番号(公開出願番号):特開2004-233369
出願日: 2004年03月25日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】 加速度2軸成分と角速度1軸成分もしくは加速度1軸成分と角速度2軸成分を十分な応答性をもって検出する。【解決手段】 質量mをもった振動子130を各軸方向に振動させるための励振手段141〜143と、振動子に作用する各軸方向の力を検出するための力検出手段151〜153とを設ける。検出した各軸方向の力を、それぞれ信号分離手段161〜163によって、加速度に起因した力fと、角速度に起因したコリオリ力Fと、に分離する。加速度演算手段171〜173により、分離された各力fに基づいて、加速度の各軸方向成分αx,αy,αzを出力する。角速度演算手段181〜183により、分離された各コリオリ力Fに基づいて、各軸まわりの角速度ωx,ωy,ωzを出力する。検出する必要がある加速度成分および角速度成分に応じて、必要な手段を選択的に設けるようにする。【選択図】 図28
請求項(抜粋):
XYZ三次元座標系におけるY軸方向の加速度、ならびにY軸まわりの角速度およびZ軸まわりの角速度を検出する装置であって、 質量を有する振動子と、装置筐体に固定された固定部と、前記振動子と前記固定部とを繋ぎ可撓性を有する可撓部と、を有し、前記可撓部の撓みにより前記振動子が前記固定部に対して変位するように構成された構造体と、 前記振動子をX軸方向に、検出対象となる加速度および角速度のもつ周波数に対して識別可能な十分に高い周波数で振動させる励振手段と、 前記振動子に加わるY軸方向への力を検出する第1の力検出手段と、 前記振動子に加わるZ軸方向への力を検出する第2の力検出手段と、 前記第1の力検出手段によって得られる第1の検出信号について、バイアス成分と振幅成分とを分離する第1の信号分離手段と、 前記第2の力検出手段によって得られる第2の検出信号について、バイアス成分と振幅成分とを分離する第2の信号分離手段と、 前記第1の検出信号についてのバイアス成分に基づいて、Y軸方向の加速度を求める加速度演算手段と、 前記励振手段を駆動して前記振動子をX軸方向に振動させ、この状態において得られる前記第2の検出信号についての振幅成分に基づいて、Y軸まわりの角速度を求める第1の角速度演算手段と、 前記励振手段を駆動して前記振動子をX軸方向に振動させ、この状態において得られる前記第1の検出信号についての振幅成分に基づいて、Z軸まわりの角速度を求める第2の角速度演算手段と、 を備えることを特徴とする加速度と角速度との双方を検出する装置。
IPC (3件):
G01C19/56 ,  G01P9/04 ,  G01P15/18
FI (3件):
G01C19/56 ,  G01P9/04 ,  G01P15/00 K
Fターム (7件):
2F105AA02 ,  2F105BB20 ,  2F105CC04 ,  2F105CD02 ,  2F105CD06 ,  2F105CD11 ,  2F105CD13
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (16件)
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