特許
J-GLOBAL ID:200903087553961908

連続鋳造機の動作を監視して切迫したブレークアウトの発生を検出する多変量(multivariate)統計的モデルベースのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-560993
公開番号(公開出願番号):特表2002-521201
出願日: 1999年07月20日
公開日(公表日): 2002年07月16日
要約:
【要約】連続鋳造における正常の動作を表すプロセスパラメータ(22)のオフライン測定を利用して、連続鋳造の動作の監視方法における多変量統計モデル(26)を開発する。オンラインプロセスパラメータ(31)からのインプットと共に多変量統計モデル(26)を利用して計算されたベクトル上のテスト統計値(34)が正常な鋳造動作である場合には、オンラインプロセスパラメータ(31)は即時測定され決定される。本発明の方法は、連続鋳造のブレークアウトの予測に利用されて、オペレータがこのブレークアウトなどを防止するための修正策(39)を講じるのに、有利である。修正策は、自動的に講じることもできる。
請求項(抜粋):
所定の鋳造機速度で動作する連続鋳造機の動作を監視する方法であって、 プロセスパラメータのオフライン測定値(22)を獲得する工程と、 前記プロセスパラメータのオフライン測定値から訓練データ(24)を選択して、連続鋳造機(24)の正常動作を表現する工程と、 前記訓練データ(24)からの入力により、前記連続鋳造機の正常動作に対応する多変量統計モデル(26)の展開工程と、 前記多変量統計モデル(26)および前記プロセスパラメータのオフライン測定値(22)からの検出しきい値(28)の生成工程と、 前記連続鋳造機の動作中にプロセスパラメータのオンライン測定値(31)を獲得する工程と、 前記オフライン多変量統計モデル(26)にしたがって、前記オンラインプロセスパラメータ(31)が前記連続鋳造機の正常動作と一致するかを決定する工程と、を含み、 前記多変量統計モデル(26)を使用して、前記オンラインプロセスパラメータ(31)からの入力によりスコアの出力ベクトル(33)を計算し、 前記スコアの1つについて少なくとも1つの一変量テスト統計を、および選択された数の前記スコアについて多変量テスト統計を計算することを含む、前記スコアのベクトルからテスト統計を計算(34)し、 前記少なくとも1つの一変量テスト統計および多変量テスト統計を前記検出しきい値(28)と比較(35)して、前記連続鋳造機が正常に動作しているか、さらに鋳造機速度を制御する修正策(39)が必要であるかを表示する検出信号を生成することを特徴とする、方法。
IPC (6件):
B22D 11/16 ,  B22D 11/16 104 ,  B22D 11/20 ,  G01K 1/14 ,  G01K 7/02 ,  G05B 23/02
FI (7件):
B22D 11/16 A ,  B22D 11/16 104 B ,  B22D 11/16 104 F ,  B22D 11/20 A ,  G01K 1/14 L ,  G01K 7/02 E ,  G05B 23/02 V
Fターム (11件):
2F056CL13 ,  4E004MC05 ,  4E004MC11 ,  4E004NC01 ,  5H223AA01 ,  5H223BB02 ,  5H223BB05 ,  5H223BB06 ,  5H223BB10 ,  5H223EE06 ,  5H223FF05
引用特許:
審査官引用 (18件)
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