特許
J-GLOBAL ID:201003009832717995

熱可塑性樹脂フィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-036305
公開番号(公開出願番号):特開2010-188648
出願日: 2009年02月19日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
【課題】湿熱耐久試験前後におけるレターデーションRthの変動量が小さい位相差フィルムを製造する。【解決手段】テンタ部5では、フィルム3に対し延伸処理及び緩和処理を順次行う。延伸処理では、フィルム3に幅方向への張力を付与し、フィルム3の幅を拡げる。緩和処理では、フィルム3に残留する応力を緩和する。テンタ部5を経たフィルム3は、水蒸気接触部6に送られる。水蒸気接触部6では、フィルム3に水蒸気400を接触させる水蒸気接触処理を行う。テンタ部5における各処理により、走行方向に向かって凸の第1ボーイングが生じる。水蒸気接触処理により、走行方向に向かって凹の第2ボーイングがフィルム3に生じる。第2ボーイングと相殺するような第1ボーイングがフィルム3に生じるように、テンタ部5における延伸処理を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
長手方向に走行する長尺状の熱可塑性樹脂フィルムを拡幅する第1処理と、 前記第1処理が施された前記熱可塑性樹脂フィルムに水蒸気を接触させる第2処理とを有し、 前記第2処理により前記熱可塑性樹脂フィルムに発生する第2ボーイングと相殺する第1ボーイングが前記熱可塑性樹脂フィルムに発生するように前記第1処理を行い、 前記第1処理では、前記熱可塑性樹脂フィルムの幅方向への張力により、前記熱可塑性樹脂フィルムを拡幅する延伸処理が行われることを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムの製造方法。
IPC (2件):
B29C 55/06 ,  G02B 5/30
FI (2件):
B29C55/06 ,  G02B5/30
Fターム (23件):
2H149AA02 ,  2H149AB11 ,  2H149DA02 ,  2H149DA12 ,  2H149DB28 ,  2H149FA02Y ,  2H149FA05Y ,  4F210AA01 ,  4F210AC05 ,  4F210AG01 ,  4F210AH73 ,  4F210AM32 ,  4F210AR06 ,  4F210AR12 ,  4F210QA02 ,  4F210QC03 ,  4F210QD17 ,  4F210QD19 ,  4F210QD25 ,  4F210QG01 ,  4F210QG18 ,  4F210QW05 ,  4F210QW31
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (11件)
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