特許
J-GLOBAL ID:201003032827091311

検証支援プログラム、検証支援装置および検証支援方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 昭徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-200609
公開番号(公開出願番号):特開2010-003281
出願日: 2008年08月04日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
【課題】検証対象レジスタに対する検証精度を向上させる。【解決手段】検証対象回路100の構成から検証対象となる検証対象レジスタを特定し(ステップS101)、特定された検証対象レジスタについて、カバレッジ基準となる検証を要するパターンを抽出する(ステップS102)。このステップS102では、DIRWマトリックスとは、検証対象回路100に含まれるレジスタにおいてDeclareと、Initializeと、Readと、Writeとの4つの状態の中から生じる可能性のある状態遷移をあらわしたDRIWマトリックスを用意し、このDIRWマトリックスを利用して、マトリックスカバレッジ基準110と、実装カバレッジ基準120との2種類のカバレッジ基準を決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コンピュータを、 検証対象回路に含まれるレジスタにおいてDeclareと、Initializeと、Readと、Writeとの4つの状態の中から生じる可能性のある状態遷移と当該状態遷移に応じたパスの妥当性に関する情報とが設定されたDIRWマトリックスを記録する記録手段、 前記検証対象回路の実装時における制御の流れが記述されたCFG(Control Flow Graph)に当該CFG内のデータの流れが記述されたDFG(Data Flow Graph)が書き込まれたCDFG(Control Data Flow Graph)を取得するCDFG取得手段、 前記検証対象回路の中の任意のレジスタが検証対象レジスタに指定された場合、前記CDFG取得手段によって取得されたCDFGから、前記検証対象レジスタが記述されたDFGを抽出するDFG抽出手段、 前記DFG抽出手段によって抽出されたDFGの中から前記検証対象レジスタに関するデータの流れをあらわすパスを抽出するパス抽出手段、 前記パス抽出手段によって抽出されたパスに含まれる検証対象レジスタの状態遷移を、前記DFGに基づいて特定する特定手段、 前記特定手段によって特定されたパスに含まれる検証対象レジスタの状態遷移が前記DIRWマトリックスに設定されているかを判別する判別手段、 前記判別手段によって前記DIRWマトリックスに設定されていると判別されたすべての状態遷移を、前記検証対象レジスタの検証カバレッジを算出する際の母集団となるカバレッジ基準に決定する決定手段、 として機能させることを特徴とする検証支援プログラム。
IPC (1件):
G06F 17/50
FI (1件):
G06F17/50 672F
Fターム (2件):
5B046AA07 ,  5B046BA03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (7件)
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