特許
J-GLOBAL ID:201103001149019367
凝集沈澱処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
赤尾 直人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-206968
公開番号(公開出願番号):特開2011-056355
出願日: 2009年09月08日
公開日(公表日): 2011年03月24日
要約:
【課題】スラッジ・ブランケット槽内において、フロック化工程にある粒子の濃度が減少しないような被処理水の凝集沈澱処理方法を提供すること。【解決手段】無機凝集剤注入工程と、急速攪拌槽の作動による微フロック化工程と、スラッジ・ブランケット槽5内におけるフロック化工程、及び当該フロック化粒子を沈澱分離並びに外部への排出工程とを有する被処理水1の凝集沈澱処理方法であって、前記沈澱したフロック化粒子を、微フロック化工程の前段階に帰還し、被処理水1に注入する注入量につき、事前の予備実験において、スラッジ・ブランケット槽5内におけるフロック化工程にある粒子の濃度が減少するか否かを基準として設定し、かつ調整しており、作業現場の好都合な基準として、微フロック工程の前段階における濃度が7.5mg/L以上となるように、予め前記注入量を選択し得ることに基づく被処理水の凝集沈澱処理方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被処理水に無機凝集剤を注入する無機凝集剤注入工程と、前記無機凝集剤が注入された前記被処理水を急速攪拌槽中にて混合攪拌して前記被処理水中の微細な懸濁粒子をあらかじめ微フロック化する微フロック化工程と、スラッジ・ブランケット槽内にて、流入した当該微フロック粒子同士の結合及び/又は微フロック粒子若しくはフロック粒子と既存のフロック粒子との結合に基づくフロック化工程、及び当該フロック化粒子を沈澱分離し、沈澱したフロック化粒子及び沈澱せずに分離したその余の粒子をそれぞれスラッジ・ブランケット槽の外部に排出する工程とを有する被処理水の凝集沈澱処理方法であって、前記沈澱したフロック化粒子を、微フロック化工程の前段階に帰還し、前記無機凝集剤の注入と同時又はその前後に被処理水に注入し、当該帰還に基づく注入量につき、被処理水の凝集沈澱処理を行う前の予備実験において既に設定した帰還に基づく注入量の場合に被処理水を通過させた際、スラッジ・ブランケット槽内におけるフロック化工程にある粒子の濃度が減少するか否かを点検し、減少しない場合には、前記帰還に基づく注入量の下に被処理水の凝集沈澱処理に移行し、減少する場合には、前記帰還に基づく注入量を、前記濃度が減少しない程度以上となるように増加して調整したうえで、被処理水の凝集沈澱処理に移行することに基づく被処理水の凝集沈澱処理方法。
IPC (6件):
B01D 21/30
, C02F 1/52
, B01D 21/01
, B01D 21/02
, B01D 21/08
, B01D 21/24
FI (8件):
B01D21/30 A
, C02F1/52 Z
, B01D21/01 D
, B01D21/02 E
, B01D21/08 C
, B01D21/01 H
, B01D21/24 G
, B01D21/24 R
Fターム (10件):
4D015BA21
, 4D015BA25
, 4D015BA29
, 4D015BB05
, 4D015CA14
, 4D015DA01
, 4D015DC02
, 4D015EA04
, 4D015EA06
, 4D015EA32
引用特許:
審査官引用 (13件)
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特許第4316671号
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特開昭49-078362
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汚水の凝集沈澱処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-053900
出願人:日本鋼管株式会社
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引用文献:
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