特許
J-GLOBAL ID:202003001592246724

鋳造用金型装置および低圧鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小林 博通 ,  富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-126468
公開番号(公開出願番号):特開2020-006375
出願日: 2018年07月03日
公開日(公表日): 2020年01月16日
要約:
【課題】鋳造しよとする製品形状が複雑になったとしても、製品形状部空間の隅々までガス抜きを行えるようにした鋳造用金型装置を提供する。【解決手段】シリンダヘッドの鋳造を目的とした低圧鋳造用の金型装置である。上型10や他の金型要素で形成された製品形状部空間11は、製品の隔壁部を形成するための第1の袋状空間部30と、隔壁部とは別の薄肉壁部を形成する第2の袋状空間部33と、を有している。第1の袋状空間部30の頂部相当位置に臨むようにエアベントホール31が設けられている。第2の袋状空間部33の頂部相当位置であって薄肉壁部の長手方向に沿って、エアベントホール31と同様の機能を有するスロット状のガス抜き溝29が設けられている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
複数の金型要素を組み合わせることにより形成された金型の製品形状部空間に溶湯を充填して鋳物製品の鋳造を行うようにした鋳造用金型装置において、 上記製品形状部空間は、 上記鋳物製品の隔壁部を形成するべく上記製品形状部空間の一部として機能する第1の袋状空間部と、 上記隔壁部に近接していて当該隔壁部よりも薄肉で長さの大きな薄肉壁部を形成するべく上記製品形状部空間の一部として機能すると共に、幅方向において上記第1の袋状空間部よりも幅寸法が小さい第2の袋状空間部と、 を有していて、 上記製品形状部空間を形成している上記金型の一部には、 上記第1の袋状空間部の頂部相当位置に臨むエアベント部と、 上記第2の袋状空間部の頂部相当位置であって上記薄肉壁部の長手方向に沿って形成され、上記エアベント部と同様の機能を有するスロット状のガス抜き溝と、 が設けられていることを特徴とする鋳造用金型装置。
IPC (2件):
B22D 18/04 ,  B22C 9/06
FI (2件):
B22D18/04 R ,  B22C9/06 P
Fターム (1件):
4E093NB07
引用特許:
出願人引用 (15件)
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審査官引用 (15件)
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