特許
J-GLOBAL ID:200903085622469473
バイオマス資源を有効利用するための処理方法及び処理システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-201078
公開番号(公開出願番号):特開2005-040671
出願日: 2003年07月24日
公開日(公表日): 2005年02月17日
要約:
【課題】バイオマス資源を段階的に処理し、個々の装置で処理することによって生成する等を他の装置での処理にカスケード利用してゼロエミッションを達成できる、バイオマス資源を有効利用するための処理方法及び処理システムを提供する。【解決手段】本発明の処理システム1は、バイオマス資源を30〜50°Cで加熱し、メタンガスを含む生成ガスおよび残渣を生成し、生成ガスを分離回収するメタン発酵装置2と、メタン発酵装置2で生成した残渣を100〜200°Cで加熱し、水蒸気を分離回収する乾燥装置3と、乾燥装置3からの残渣を200〜400°Cで加熱し、炭化物、木酢液(タールを含む。)及びメタンガスを含む生成ガスを生成し、木酢液(タールを含む。)及びメタンガスを含む生成ガスを分離回収する低温炭化装置4と、低温炭化装置4で生成した炭化物含有残渣を500〜600°Cで加熱し、炭化物含有残渣の全部又は大部分を炭化物および水素ガスに変換し、炭化物及び水素ガスを分離回収する高温炭化装置5とを具えることを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
植物、畜産物、魚介類またはそれらの廃棄物、あるいは生ゴミや畜産物の糞などの汚物を含むバイオマス資源を30〜50°Cに加熱し、メタンガスを含む生成ガス及び残渣を生成し、生成ガスを分離回収するメタン発酵工程と、
メタン発酵工程で生成した残渣を100〜200°Cに加熱し、水蒸気を分離回収する乾燥工程と、
乾燥工程からの残渣を200〜400°Cに加熱し、炭化物、木酢液(タールを含む。)及びメタンガスを含む生成ガスを生成し、木酢液(タールを含む。)及びメタンガスを含む生成ガスを分離回収する低温炭化工程と、
低温炭化工程で生成した炭化物含有残渣を500〜600°Cに加熱し、炭化物含有残渣の全部又は大部分を炭化物及び水素ガスに変換し、炭化物及び水素ガスを分離回収する高温炭化工程と、
を具えることを特徴とするバイオマス資源を有効利用するための処理方法。
IPC (12件):
B09B3/00
, B01J3/00
, B01J3/08
, C02F11/04
, C02F11/10
, C02F11/12
, C10B53/00
, C10C5/00
, C10G1/00
, C10L3/06
, H01M8/00
, H01M8/06
FI (16件):
B09B3/00 C
, B09B3/00 302Z
, B01J3/00 A
, B01J3/08 A
, C02F11/04 A
, C02F11/10 Z
, C02F11/12 A
, C10B53/00 A
, C10C5/00
, C10G1/00 B
, H01M8/00 Z
, H01M8/06 R
, H01M8/06 W
, B09B3/00 D
, B09B3/00 304Z
, C10L3/00 A
Fターム (48件):
4D004AA02
, 4D004AA03
, 4D004AA04
, 4D004AA12
, 4D004AA50
, 4D004BA03
, 4D004BA06
, 4D004BA10
, 4D004CA04
, 4D004CA12
, 4D004CA18
, 4D004CA25
, 4D004CA26
, 4D004CA27
, 4D004CA36
, 4D004CA39
, 4D004CA42
, 4D004CB04
, 4D004CB13
, 4D004CB31
, 4D004CB50
, 4D004DA03
, 4D004DA06
, 4D059AA07
, 4D059AA30
, 4D059BA12
, 4D059BA14
, 4D059BA15
, 4D059BA17
, 4D059BA34
, 4D059BA48
, 4D059BA56
, 4D059BB05
, 4D059BC01
, 4D059BD00
, 4D059CA01
, 4D059CA10
, 4D059CA27
, 4D059CC03
, 4D059CC10
, 4D059EB06
, 4G140DA04
, 4G140DB05
, 4H012HA01
, 5H027AA02
, 5H027BA01
, 5H027DD02
, 5H027DD05
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