特許
J-GLOBAL ID:201103036240894341

新規魚介調味料及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 小野 新次郎 ,  社本 一夫 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  野▲崎▼ 久子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-278459
公開番号(公開出願番号):特開2011-120484
出願日: 2009年12月08日
公開日(公表日): 2011年06月23日
要約:
【課題】原料魚介類に、原料由来の分解酵素、タンパ質分解酵素、及び熟成上有効量の酵母を、腐敗防止上有効でありかつ酵母生育を抑制しない塩分濃度で、原料分解上有効な期間作用させて分解処理物を得て、そして分解物から液汁を得る工程を含む、調味料組成物の製造方法を提供する。【解決手段】酵母を、適切な塩濃度において外来のプロテアーゼとともに原料魚介類に作用させることにより、従来とは異なる調味料組成物が得られる。酵母の特に好ましい例は、パン酵母であり、原料魚介類の特に好ましい例は、カキである。【効果】魚介類を原料として、従来の魚醤に感じられるようなアミン臭の少ない調味料組成物を製造することができる。カキ等の繊細な風味を有する魚介類は、その風味が失われるために従来の魚醤様調味料組成物の原料とはされなかったが、それが可能になった。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(a)原料魚介類に、 (b)原料由来の分解酵素、 (c)タンパク質分解酵素、及び (d)熟成上有効量の酵母を、 腐敗防止上有効でありかつ酵母生育を抑制しない塩分濃度で、原料分解上有効な期間作用させて分解処理物を得て、そして分解物から液汁を得る工程を含む、調味料組成物の製造方法。
IPC (2件):
A23L 1/23 ,  A23L 1/238
FI (2件):
A23L1/23 ,  A23L1/238 B
Fターム (12件):
4B039LB12 ,  4B039LC06 ,  4B039LG20 ,  4B039LG26 ,  4B039LG32 ,  4B047LB06 ,  4B047LB07 ,  4B047LG03 ,  4B047LG54 ,  4B047LG57 ,  4B047LP18 ,  4B047LP19
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 発酵調味料の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-278403   出願人:静岡県, 株式会社かつお技術研究所
  • しょうゆ風味調味料の製法とその製品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-299586   出願人:河村幸昌, 北村利光, 大山超
  • 魚醤油の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-137277   出願人:株式会社ニチロ
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Science Academy of Tsukuba, No.9, 2004年, 16-17ページ

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