特許
J-GLOBAL ID:200903021779013009
非水電解質二次電池用の正極活物質、その製造方法及びそれを用いた非水電解質二次電池
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-093698
公開番号(公開出願番号):特開2007-273108
出願日: 2006年03月30日
公開日(公表日): 2007年10月18日
要約:
【課題】高容量かつ安価で熱安定性に優れたリチウムニッケル複合酸化物からなる非水電解質二次電池用の正極活物質とその工業的生産に適した製造方法、及び安全性の高い非水電解質二次電池を提供する。【解決手段】下記、(イ)〜(ハ)の工程でリチウムニッケル複合酸化物を製造する。(イ)所定組成のニッケル水酸化物またはニッケルオキシ水酸化物を、大気雰囲気下、600〜1100°Cの温度で煤焼してニッケル酸化物を調製する。(ロ)前記ニッケル酸化物とリチウム化合物を混合した後、酸素雰囲気下、最高温度が650〜850°Cの範囲で焼成して、所定組成の焼成粉末を調製する。(ハ)得られた焼成粉末を水中で次の式(2)を満足する時間以内で水洗した後、濾過、乾燥する。 A≦B/40......(2)(式中、Aは、分単位として表示した水洗時間、Bは、g/Lの単位で表示した焼成粉末のスラリー濃度を表す。)【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記(イ)〜(ハ)の工程を含むことを特徴とするリチウムニッケル複合酸化物粉末からなる非水電解質二次電池用の正極活物質の製造方法。
(イ)主成分としてニッケルを、かつ副成分として他の遷移金属元素、2族元素、又は13族元素から選ばれる少なくとも1種の元素を含有するニッケル水酸化物又はニッケルオキシ水酸化物を、大気雰囲気下、600〜1100°Cの温度で焙焼して、主成分としてニッケルを、かつ副成分として他の遷移金属元素、2族元素、又は13族元素から選ばれる少なくとも1種の元素を含有するニッケル酸化物を調製する。
(ロ)前記ニッケル酸化物とリチウム化合物を混合した後、酸素雰囲気下、最高温度が650〜850°Cの範囲で焼成して、次の組成式(1)で表される焼成粉末を調製する。
組成式(1):LiNi1-aMaO2 ......(1)
(式中、Mは、Ni以外の遷移金属元素、2族元素、又は13族元素から選ばれる少なくとも1種の元素を示し、aは、0.01≦a≦0.5である。)
(ハ)前記焼成粉末を、水中で次の式(2)を満足する時間以内で水洗した後、濾過、乾燥してリチウムニッケル複合酸化物粉末を得る。
A≦B/40......(2)
(式中、Aは、分単位として表示した水洗時間、Bは、g/Lの単位で表示したスラリー濃度を表す。)
IPC (4件):
H01M 4/58
, H01M 4/02
, H01M 10/40
, C01G 53/00
FI (4件):
H01M4/58
, H01M4/02 C
, H01M10/40 Z
, C01G53/00 A
Fターム (46件):
4G048AA04
, 4G048AA05
, 4G048AB01
, 4G048AB02
, 4G048AC06
, 4G048AD03
, 4G048AE05
, 5H029AJ03
, 5H029AJ12
, 5H029AJ14
, 5H029AK03
, 5H029AL06
, 5H029AL07
, 5H029AL12
, 5H029AM03
, 5H029AM04
, 5H029AM05
, 5H029AM06
, 5H029AM07
, 5H029CJ02
, 5H029CJ08
, 5H029CJ12
, 5H029CJ28
, 5H029HJ02
, 5H029HJ14
, 5H050AA08
, 5H050AA15
, 5H050AA19
, 5H050BA15
, 5H050BA17
, 5H050CA08
, 5H050CB07
, 5H050CB08
, 5H050CB12
, 5H050DA02
, 5H050EA08
, 5H050EA09
, 5H050EA23
, 5H050EA24
, 5H050EA28
, 5H050GA02
, 5H050GA10
, 5H050GA12
, 5H050GA27
, 5H050HA02
, 5H050HA14
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (10件)
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