特許
J-GLOBAL ID:200903048227119959
マイクロ化学チップおよびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-187942
公開番号(公開出願番号):特開2005-024316
出願日: 2003年06月30日
公開日(公表日): 2005年01月27日
要約:
【課題】耐薬品性に優れ、供給する被処理流体が制限されることがない汎用性に優れたマイクロ化学チップおよびその製造方法を提供する。【解決手段】マイクロ化学チップ1は、被処理流体を流通させる流路12と、流路12に接続され、流路12に被処理理流体をそれぞれ流入させる供給部13a,13bと、流路12内の流体を外部に導出する採取部15とが形成された基体11を有し、供給部13a,13bから流路12に複数の被処理流体をそれぞれ流入させ、流入された複数の被処理流体を合流させて予め定める処理を施し、処理後の流体を採取部15から外部に導出するものである。このマイクロ化学チップ1において、セラミックスから成る基体本体20とガラスから成る蓋体21とを貼りあわせて基体11を構成するとともに、キャピラリ泳動に用いる電極23a,23b,24を、基体本体20と同時焼成して形成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
被処理流体を流通させる流路と、該流路に接続され、前記流路に複数の被処理流体をそれぞれ流入させる複数の供給部と、前記流路に接続され、流路内の流体を外部に導出する採取部とが形成された基体を有し、
前記基体は、前記流路を構成する溝部が形成されたセラミックスから成る基体本体に、前記溝部を覆うように被覆部材を配置して構成され、
前記供給部は、一端が前記流路に接続されるとともに、他端が前記被覆部材に形成された供給用貫通孔に接続される供給流路を含み、前記採取部は、前記流路における前記被処理流体の流通方向最下流側部分に接続されるように前記被覆部材に形成された採取用貫通孔を含み、
前記複数の供給部から前記流路に複数の被処理流体をそれぞれ流入させ、流入された複数の被処理流体を合流させて予め定める処理を施し、処理後の流体を前記採取部から外部に導出するマイクロ化学チップであって、
前記供給部および前記採取部にはそれぞれ前記基体本体と同時焼成された電極が形成されており、供給部側電極と採取部側電極との間に電圧を印加してキャピラリ泳動を行うことを特徴とするマイクロ化学チップ。
IPC (10件):
G01N1/10
, B01D57/02
, B01J19/00
, B03C5/00
, B81B1/00
, B81C1/00
, C04B35/64
, G01N1/00
, G01N27/447
, G01N37/00
FI (10件):
G01N1/10 N
, B01D57/02
, B01J19/00 321
, B03C5/00 Z
, B81B1/00
, B81C1/00
, G01N1/00 101F
, G01N37/00 101
, G01N27/26 331E
, C04B35/64 G
Fターム (17件):
2G052CA03
, 2G052CA09
, 2G052DA00
, 4D054FB09
, 4D054FB20
, 4G075AA13
, 4G075AA39
, 4G075AA65
, 4G075BB05
, 4G075CA02
, 4G075DA02
, 4G075EB21
, 4G075EC21
, 4G075FA01
, 4G075FA05
, 4G075FA12
, 4G075FB04
引用特許:
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