特許
J-GLOBAL ID:200903055282265553

セル交換機におけるフィードバック制御装置及びセルスケジューリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-290311
公開番号(公開出願番号):特開平10-135975
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 ABRサービスにおける、フィードバック制御に基づく網輻輳の回避技術に関し、同一交換機内のVS-VD間の有効な制御機能とそれに関連するダイナミックシェーピング機能を実現することにある。【解決手段】 送信端末101(A)とVD-L105との間でABRコネクションのための上り制御ループ111が形成され、受信端末101(B)とVS-L106との間でABRコネクションのための下り制御ループ112が形成され、スイッチ部114を挟んで上流側のVS-I107と下流側のVD-I108との間でABRコネクションのためのスイッチ内制御ループ113が形成され、これら3つの制御ループが相互に連携する。このように、ABRコネクションの制御ループが、複数のループにセグメント化されことにより、ABRコネクションのフィードバック制御の応答性能が向上する。
請求項(抜粋):
固定長のセルをそれに付加されたルーティング情報に従って自律的にスイッチングさせるセル交換機において、該セル交換機における輻輳状態をリソース管理セルを用いて通信の上流側装置にフィードバックさせることにより、該上流側装置に対してセルの送信レートを可変させるフィードバック制御装置であって、コネクション毎に、前記上流側装置が接続される入力リンク上を転送されてきたフォワードリソース管理セルを終端して折り返し、それを、前記上流側装置に返送されるバックワードリソース管理セルとして、前記上流側装置が接続される出力リンクに送出することにより、前記上流側装置との間で上りフィードバック制御ループを形成するリンク側仮想受信手段と、前記コネクション毎に、前記フォワードリソース管理セルを新たに生成して通信の下流側装置が接続される出力リンクに送出し、前記下流側装置で折り返され該下流側装置が接続される入力リンク上を転送されてきたバックワードリソース管理セルを終端し、該終端したバックワードリソース管理セルに設定されている情報に基づくレートで前記下流側装置が接続される出力リンクにユーザデータセルを送出することによって、前記下流側装置との間で下りフィードバック制御ループを形成するリンク側仮想送信手段と、前記リンク側仮想受信手段に接続され、前記コネクション毎に、前記フォワードリソース管理セルを新たに生成して前記セル交換機内のスイッチ装置が接続される入力ハイウエイに送出し、前記スイッチ装置が接続される出力ハイウエイ上を転送されてきたバックワードリソース管理セルを終端し、該終端したバックワードリソース管理セルに設定されている情報に基づくレートで前記スイッチ装置が接続される入力ハイウエイにユーザデータセルを送出し、該終端したバックワードリソース管理セルに設定されている情報に基づくレートを前記新たに生成するフォワードリソース管理セルに設定し、該終端したバックワードリソース管理セルに設定されている情報を前記リンク側仮想受信手段を介して前記上りフィードバック制御ループにフィードバックさせる内部側仮想送信手段と、前記リンク側仮想送信手段に接続され、前記コネクション毎に、前記スイッチ装置が接続される出力ハイウエイ上を転送されてきたフォワードリソース管理セルを終端して折り返し、それを、前記内部側仮想送信手段に向かうバックワードリソース管理セルとして、前記スイッチ装置が接続される入力ハイウエイに送出することにより、前記セル交換機内の内部側仮想送信手段との間でスイッチ内フィードバック制御ループを形成し、前記リンク側仮想送信手段が終端したバックワードリソース管理セルに設定されている情報を該スイッチ内フィードバック制御ループにフィードバックさせる内部側仮想受信手段と、を含むことを特徴とするセル交換機におけるフィードバック制御装置。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00
引用特許:
審査官引用 (14件)
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