特許
J-GLOBAL ID:200903062184655013

高濃度有機性廃液の処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小栗 昌平 ,  本多 弘徳 ,  市川 利光 ,  高松 猛 ,  添田 全一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-316620
公開番号(公開出願番号):特開2007-117948
出願日: 2005年10月31日
公開日(公表日): 2007年05月17日
要約:
【課題】高濃度の浮遊物質を含有する有機性廃液の浮遊物質の沈降性を改良し、脱水に使用するポリマー量を削減すると同時に、高効率にリン資源を回収し、高濃度のアンモニア性窒素を低コストで効率よく除去すること。【解決手段】高濃度の浮遊物質を含有する有機性廃液を嫌気性処理する工程と、嫌気性処理液を好気性処理を行う工程と、好気性処理液を固液分離する工程と、固液分離工程流出液に含まれるアンモニア性窒素の少なくとも一部を亜硝酸性窒素に硝化する亜硝酸化工程と、亜硝酸化工程の流出液に含まれる亜硝酸性窒素を、アンモニア性窒素を電子供与体、亜硝酸性窒素を電子受容体とする独立栄養性脱窒反応により脱窒する脱窒素工程と、脱窒素工程流出液に含まれるリンを除去する脱リン工程を有し、脱リン工程流出水の一部を嫌気性処理工程又は好気性処理工程に返流する高濃度有機性廃液の処理方法及び装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高濃度浮遊物質を含有する有機性廃液の処理方法において、該廃液を嫌気性処理する工程と、嫌気性処理液を好気性生物反応槽に導入して好気性処理を行う好気性処理工程と、好気性処理工程流出液を固液分離する固液分離工程と、該固液分離工程流出液に含まれるアンモニア性窒素の少なくとも一部を亜硝酸性窒素に硝化する亜硝酸化工程と、該亜硝酸化工程の流出液に含まれる亜硝酸性窒素を、アンモニア性窒素を電子供与体、亜硝酸性窒素を電子受容体とする独立栄養性脱窒反応により脱窒する脱窒素工程と、該脱窒素工程流出液に含まれるリンを除去する脱リン工程を有し、脱リン工程流出水の少なくとも一部を前記嫌気性処理工程又は前記好気性処理工程に返流することを特徴とする高濃度有機性廃液の処理方法。
IPC (4件):
C02F 3/34 ,  C02F 3/30 ,  C02F 1/44 ,  C02F 1/58
FI (4件):
C02F3/34 101D ,  C02F3/30 Z ,  C02F1/44 F ,  C02F1/58 R
Fターム (27件):
4D006GA06 ,  4D006GA07 ,  4D006KA01 ,  4D006KA71 ,  4D006KB22 ,  4D006KB23 ,  4D006PA01 ,  4D006PB08 ,  4D038AB48 ,  4D038BA04 ,  4D038BA06 ,  4D038BB09 ,  4D038BB13 ,  4D038BB17 ,  4D038BB18 ,  4D038BB19 ,  4D040BB02 ,  4D040BB14 ,  4D040BB15 ,  4D040BB24 ,  4D040BB33 ,  4D040BB42 ,  4D040BB52 ,  4D040BB54 ,  4D040BB73 ,  4D040BB82 ,  4D040BB91
引用特許:
審査官引用 (26件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 新しい活性汚泥法, 19920325, 第3版, p.8-p.9

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