特許
J-GLOBAL ID:201003082854323329

排水の処理方法及び排水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 近藤 利英子 ,  梶原 克哲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-060017
公開番号(公開出願番号):特開2010-207785
出願日: 2009年03月12日
公開日(公表日): 2010年09月24日
要約:
【課題】アナモックス細菌を利用した従来技術の課題を解決し、処理水中に硝酸根が残留することなく、有機物とアンモニア性窒素とを有する排水を効率よく処理する排水処理方法及び排水処理装置の提供。【解決手段】有機物とアンモニア性窒素とを含有する原水を浄化処理する方法であって、工程A:原水を、原生動物の実質的不存在下、細菌によって好気的に処理を行う細菌槽に導入して細菌処理し、該細菌により排水中の有機物を生物分解し、増殖した細菌を固液分離処理して除去する有機物の分解工程;工程B:工程Aで得た処理水中のアンモニア性窒素の一部を、好気的条件下、アンモニア酸化細菌で亜硝酸性窒素に酸化する工程;工程C:工程Bで亜硝酸化された亜硝酸性窒素と、工程Bで亜硝酸性窒素に酸化されなかったアンモニア性窒素とを含む被処理水を、脱窒槽内で、嫌気的条件下、独立栄養性脱窒細菌により上記処理水を脱窒処理する工程を有する排水処理方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有機物とアンモニア性窒素とを含有する原水を浄化処理する方法であって、下記の工程A〜Cを有することを特徴とする排水処理方法。 工程A:上記原水を、原生動物の実質的不存在下、細菌によって好気的に処理を行う細菌槽に導入して細菌処理し、該細菌により上記排水中の有機物を生物分解し、増殖した細菌を固液分離処理して除去する有機物の分解工程; 工程B:工程Aで得た処理水中のアンモニア性窒素の一部を、好気的条件下、アンモニア酸化細菌により亜硝酸性窒素に酸化する工程;及び、 工程C:工程Bで亜硝酸化された亜硝酸性窒素と、工程Bで亜硝酸性窒素に酸化されなかったアンモニア性窒素とを含む被処理水を、脱窒槽内で、嫌気的条件下、独立栄養性脱窒細菌により上記処理水を脱窒処理する工程。
IPC (2件):
C02F 3/34 ,  C02F 3/12
FI (5件):
C02F3/34 101A ,  C02F3/34 101B ,  C02F3/12 F ,  C02F3/12 V ,  C02F3/12 S
Fターム (11件):
4D028AA08 ,  4D028AB00 ,  4D028AB03 ,  4D028AC03 ,  4D028AC09 ,  4D028BB07 ,  4D028BC17 ,  4D028BD17 ,  4D040BB02 ,  4D040BB12 ,  4D040BB52
引用特許:
審査官引用 (17件)
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