特許
J-GLOBAL ID:200903077459232093

車両の運動状態制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-006253
公開番号(公開出願番号):特開2006-193038
出願日: 2005年01月13日
公開日(公表日): 2006年07月27日
要約:
【課題】車両の運動状態を調整可能なアクチュエータを、操舵角および車速に基づいて決定される目標ヨーレートに実ヨーレートが近づくように制御するようにした車両の運動状態制御装置において、大舵角かつ急速な切り返し操作が行われてもヨー/ロール変動の発生を抑える。【解決手段】目標ヨーレートおよび車速に基づく目標横加速度が目標横加速度決定手段5で定められ、摩擦係数検出手段8で検出された摩擦係数に応じた横加速度の限界値が摩擦係数対応限界横加速度設定手段9で設定され、目標横加速度から摩擦係数対応限界横加速度を減じた偏差である横加速度偏差が大きいときには小さいときに比べてオーバーステア状態でのアクチュエータ1の制御量を大きくするようにしつつアクチュエータ制御手段2の制御ゲインが、横加速度偏差に基づいて横加速度偏差対応制御ゲイン設定手段10で設定される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
操舵角を検出する操舵角検出手段(3)と、車速を検出する車速検出手段(4)と、前記操舵角検出手段(3)で検出される操舵角ならびに前記車速検出手段(4)で検出される車速に基づいて車両の目標ヨーレートを決定する目標ヨーレート決定手段(5)と、実ヨーレートを検出するヨーレート検出手段(6)と、車両の運動状態を調整可能なアクチュエータ(1)と、前記ヨーレート検出手段(6)で検出される実ヨーレートが前記目標ヨーレートに近づくように前記アクチュエータ(1)を制御するアクチュエータ制御手段(2)とを備える車両の運動状態制御装置において、前記目標ヨーレートおよび前記車速に基づいて目標横加速度を決定する目標横加速度設定手段(7)と、路面の摩擦係数を検出する摩擦係数検出手段(8)と、摩擦係数に応じて予め定められた横加速度の限界値を前記摩擦係数検出手段(8)の検出値に応じて定める摩擦係数対応限界横加速度設定手段(9)と、前記目標横加速度設定手段(7)で定められた目標横加速度から前記摩擦係数対応限界横加速度設定手段(9)で定められた摩擦係数対応限界横加速度を減じた偏差である横加速度偏差が大きいときには小さいときに比べてオーバーステア状態での前記アクチュエータ(1)の制御量を大きくするようにしつつ前記横加速度偏差に基づいて前記アクチュエータ制御手段(2)の制御ゲインを定める横加速度偏差対応制御ゲイン設定手段(10)とを含むことを特徴とする車両の運動状態制御装置。
IPC (5件):
B60T 8/175 ,  B60W 30/02 ,  B60W 40/10 ,  B60W 30/00 ,  B60T 8/172
FI (5件):
B60T8/1755 A ,  B60K41/00 340 ,  B60K41/00 460 ,  B60K41/00 610J ,  B60T8/172 B
Fターム (10件):
3D046BB21 ,  3D046BB23 ,  3D046CC02 ,  3D046EE01 ,  3D046HH08 ,  3D046HH21 ,  3D046HH22 ,  3D046HH25 ,  3D046HH46 ,  3D046JJ02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3214826号公報
審査官引用 (16件)
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