特許
J-GLOBAL ID:201403003029910108

蒸発燃料処理装置、および、蒸発燃料処理装置の診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-239530
公開番号(公開出願番号):特開2014-088828
出願日: 2012年10月30日
公開日(公表日): 2014年05月15日
要約:
【課題】蒸発燃料密閉系全体としてのリーク診断結果を短時間でかつ少ない消費電力をもって得る。【解決手段】蒸発燃料処理装置11は、燃料タンク13を大気から遮断する密閉弁41と、燃料タンク13から蒸発燃料排出通路37を介して排出される蒸発燃料を回収するキャニスタ15と、キャニスタ15を大気に対して開放または遮断する切換弁53と、キャニスタ15に係るキャニスタ内圧を検出するキャニスタ内圧センサ55と、密閉弁41および切換弁53の開閉指令を行う制御部69と、蒸発燃料密閉系のリーク診断を行う診断部67と、蒸発燃料密閉系に圧力を発生させる負圧ポンプ51と、を備える。診断部67は、キャニスタ15側のリーク診断を行う前に、蒸発燃料密閉系全体としてのリーク診断を行う。【選択図】図1A
請求項(抜粋):
内燃機関を備える車両に搭載された燃料タンクと大気間の連通路に設けられ、当該燃料タンクを大気から遮断する密閉弁と、 前記連通路のうち前記密閉弁と大気間に設けられ、前記燃料タンクから前記連通路を介して排出される蒸発燃料を回収するキャニスタと、 前記連通路のうち前記キャニスタと大気間に設けられ、当該キャニスタを大気に対して開放または遮断する切換弁と、 前記連通路のうち前記密閉弁を境として前記キャニスタの側に設けられ、前記キャニスタに係るキャニスタ内圧を検出するキャニスタ内圧検出部と、 前記密閉弁を開放または閉止させる指令を行うと共に、前記切換弁を開放または遮断させる指令を行う制御部と、 前記燃料タンク、前記キャニスタ、および、前記密閉弁を含む蒸発燃料密閉系のリーク診断を行う診断部と、 前記蒸発燃料密閉系に圧力を発生させる圧力発生部と、 を備え、 前記診断部は、前記制御部の前記指令に従い前記密閉弁が開放しかつ前記切換弁が遮断している状態で、前記圧力発生部および前記キャニスタ内圧検出部を用いて前記蒸発燃料密閉系全体としてのリーク診断を行い、その結果に応じて、前記制御部の前記指令に従い前記密閉弁が閉止しかつ前記切換弁が遮断している状態で、前記圧力発生部および前記キャニスタ内圧検出部を用いて前記蒸発燃料密閉系のうち前記キャニスタ側のリーク診断を行う、 ことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
IPC (1件):
F02M 25/08
FI (1件):
F02M25/08 Z
Fターム (15件):
3G144AA10 ,  3G144BA22 ,  3G144DA03 ,  3G144DA07 ,  3G144EA32 ,  3G144FA03 ,  3G144FA04 ,  3G144FA24 ,  3G144FA32 ,  3G144FA39 ,  3G144GA26 ,  3G144HA03 ,  3G144HA04 ,  3G144HA21 ,  3G144HA27
引用特許:
出願人引用 (14件)
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審査官引用 (3件)

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