特許
J-GLOBAL ID:201003014573496814

物質検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大場 充 ,  堀川 美夕紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-061227
公開番号(公開出願番号):特開2010-216851
出願日: 2009年03月13日
公開日(公表日): 2010年09月30日
要約:
【課題】簡便な構成、低コストで、物質の検出を精度良く行うことのできる物質検出システムを提供することを目的とする。【解決手段】物質検出システム10では事前のサンプリングによりデータベース57に蓄積したサンプリングガスのデータに基づき、測定処理部50が主成分解析を行うことで、未知の物質を含んだガスの有無や、存在する物質種の特定、ガス混合比や濃度の特定を行う。 ここで、物質検出システム10では、振動子41の形式や、分子認識膜42の材質を異ならせることで、その識別能を高める。【選択図】図1
請求項(抜粋):
検出対象のガスに含まれる物質を検出する物質検出システムであって、 前記ガスに含まれる物質を吸着または付着する感応膜をそれぞれ備え、前記感応膜に前記物質が吸着または付着することにより振動周波数が変化する複数の振動子と、 前記ガスに含まれる物質が前記感応膜に吸着または付着されたときの前記振動子の振動周波数の変化に基づいて主成分解析を行い、前記振動周波数の変化における予め定められたピークの数と前記振動子の数との積の次数を有するデータ列を生成する主成分解析部と、 少なくとも2種の既知のサンプルガスをそれぞれ前記感応膜に吸着または付着させたときの前記振動子の振動周波数の変化に基づいて、第1主成分軸と第2主成分軸上の分布において前記サンプルガスの種類毎に互いに異なるグループに分かれるよう前記主成分解析部により生成された前記データ列が記憶されたデータベースと、 未知の物質を含むガスを吸着または付着させたときの前記振動子の振動周波数の変化に基づいて、前記主成分解析部により、前記データベースに記憶された前記データ列とともに主成分解析を行うことで、前記未知の物質が前記第1主成分軸と前記第2主成分軸上の分布において前記グループのいずれに属するかを判定する判定処理部と、 を備えることを特徴とする物質検出システム。
IPC (1件):
G01N 5/02
FI (1件):
G01N5/02 A
引用特許:
審査官引用 (26件)
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